インタビューInterview

けやきの杜 インタビュー

Voice 実際に働くスタッフの生の声をお届けします。

02Voice

田中さん / 施設リーダー

始まったばかりの施設を
みんなで作り上げていきたい。

スタッフインタビュー

01ー働くことになったきっかけ

私が初めて介護職に就いたのは、2005年ごろです。私自身、幼い頃に祖母の家にお世話になった時期もあり、高齢者の方をサポートする仕事に就きたいとの思いも強かったです。ヘルパー2級の資格を取得し、介護に道へ進みました。

幼かった子どもが成人し、家を出たことで、私の働き方も見直すことにしました。前の勤務先の通勤時間は約1時間でした。夜勤明けに車を運転することを、辛いと感じることも増え、家から近い場所への転職を考える中で出会ったのが「さくら会」です。もうひとつの決め手は、さくら会は60歳になっても、1年更新の元、正職員で働ける制度があること。60歳定年制の施設が多い介護業界の中で、安心して働ける施設だと感じ、応募を決めました。

02ー仕事の良いエピソード

介護職の経験自体は、14年を超えました。フォレスト真野での勤務を経て、2021年6月1日に開設した「けやきの社」のリーダー職に就任。現場でのまとめ役兼業務内容の見直し兼新人職員指導を担当しています。高齢者の方に接するのは、大変な仕事だと思います。でも、家族の方やご本人から「ありがとう」「ごめんね」と言われる言葉は、何年働いていても、心に響きます。涙が出るようなときもあるんです。グッとこらえているんですけどね。

だから「また明日も頑張ろう」「なんとかしてあげたい」「家族さんを助けてあげなくちゃ」と思っちゃいますね。だから、私は今まで介護の仕事を続けてこられたんじゃないかな。こういう気持ちになれるのは、この仕事ならでは。あと数年で定年を迎えても、まだ働きたいと思うのは、そこだと思うんです。

03ー転職をお考えの方へメッセージ

現在私はリーダー職に就いていますが、今後は、後を引き継ぐ人材を育てたいです。「職員同士がよい雰囲気だと、よい介護ができる」と思っているため、今のチームワークの良さ、環境の良さを続けることが目標です。

当事業所では、入居者さんのベッドに「眠りSCAN」を導入しているため、夜間でも対応しやすいと感じます。私も眠りSCANを使うのは初めてでしたが、就寝中の方の心拍数や呼吸数といったデータがパソコンなどで確認できるため、夜間対応がしやすくなりました。正直「転倒リスクが高い」と言われても、それだけではどうすればいいかわからない部分もあると思います。ですが、眠りSCANのおかげで、他の入居者さんの対応中にも変化に気付くことができました。実際に、何度も転倒を防いだケースがあります。

けやきの社は、まだ始まったばかりの施設です。職員それぞれの思いを聞きながら、入居者さんの意見も取り入れながら、みんなで作り上げているイメージです。楽しい雰囲気の職場ですから、ぜひ一度見学に来てみてください!